研究

Y.Y

研究所
2015年入社 
海洋科学技術研究科卒

全ての基礎になる油脂の研究開発。
営業とともにプレゼンもします。

おいしいものが好きだから
自分でも作る側になりたかった

大学では海洋生物や漁業について学び、クラゲの生態に関わる研究をしていました。

就職活動の志望企業を決める際は、大学の勉強と直接関係は無かったのですが、昔からおいしいものを探して食べることが好きだったため、自分でもおいしい食品を世の中へ出す仕事をしようと考えました。

食品関係ではメーカー・商社などを問わず就活をしていき、東京に本社があり、様々な仕事ができて風通しの良さそうな会社を探したところ、当てはまったのが当社でした。面接で、やればやっただけ成果が見えるし、やりたいと声を上げれば多くの仕事に関われる会社だと言われたことと、個性的な人が多そうで興味がわいたことから入社を決めました。

全ての製品にかかわる
油脂の研究開発という仕事

私は、油脂の精製・加工技術の研究と油脂製品の応用開発などを行っています。はじめは当社のもう一つの基礎技術である発酵技術の研究をして、入社4年目から現在の担当になりました。

油脂は当社の製品に不可欠なものですから、その基礎研究をやっていると社内の全ての製品に関わることになります。どうすれば製品がおいしくなるか、油をおいしくするにはどうすればいいのか。研究開発の課題は次々に浮かんできますが、おいしさの感じ方は人それぞれであるため、思い込みには注意が必要です。

開発テーマは研究所発信のものもあれば、お客様からの要望を実現するためのものもあります。新しい油脂製品が開発できると、製品を使ったパンやビスケットのサンプルを自分で焼いて、営業とともにお客様にプレゼンしに行くことも度々あります。応用の幅は広いため、開発の面白さがあります。研究開発の成果が上がれば、わくわくするやりがいを感じることもできます。

新入社員時代の私を助けてくれた
独身寮と社員食堂

やりたいと手を挙げれば、研究対象の範囲にあることならほぼ何でもやらせてもらえます。入社前に期待した通りでした。新しい分野に挑戦することができますし、先輩方の指導は優しく、質問や仕事の話がしやすい環境があるのがとても良いところです。

福利厚生面でも若い社員への生活支援の充実を感じます。入社10年くらいまでは独身寮に住むことができ、私も結婚するまで1年間利用しましたが低額な寮費はとても助かりました。また、本社には朝昼晩社員食堂、各工場には仕出し弁当があり、会社が費用を一部負担してくれて、安くおいしく食べられるので、好評です。

Message

いろいろな企業を見て
話を聞いてみよう

就活では、業界や職種にこだわらず様々な企業を見てみるのが良いと思います。自分の知らなかった世界があるとわかりますし、志望する企業の新しい魅力が見つかるかもしれません。悩んだときは、いろいろな人の話を聞くことで、自分のやりたいことや考え方が具体化されていくこともあります。

Private Time

弓道を楽しみ学んでいます

大学時代から弓道をやってきました。今も週1回以上、スポーツセンターの道場に通っていて、大会に出場することもあります。この前の審査では四段に昇段しました。弓を引くときの作法、所作、緊張感からは多くのことを学ぶことができます。プレゼンの緊張感に通じるものもありますね。

Schedule

ある一日のスケジュール

8:00
出社。掃除を行い、メールチェック・上司と仕事の予定を確認する。
8:30
業務開始。開発業務からプレゼン、打ち合わせなど、他部署と協力しながら仕事を進める。
12:00
昼食・休憩
13:00
午後の業務開始
18:00
業務終了 進捗報告と明日の予定のすり合わせを行い帰宅。